こんにちは。サトウです。
今日のゆる雑談は【神社の位置には秘密がある?】です。
もうすぐ春分の日ですね。
昼の長さと夜の長さが等しくなるということですが、今日は3月17日。
最近日が長くなるのを感じるようになりました。
そして春分の日と、その前後3日間を含む七日間が「春のお彼岸」ですよね。
今日お寺に行きましたら、お墓参りの方々がたくさんいらしてました。
春分の日はもともと「春季皇霊祭」といって、
天皇陛下が歴代天皇・皇族のご先祖さまの御霊をお祀りする日であったそうです。
さて、今回は神社の位置についてお話ししようかと思います。
神社の位置ってどう決まっているのでしょうか?
皆さんは考えてみたことはありますか?
私は考えてみたこともなかったです。
何となくよさげなところに建てたんじゃないの?くらいにしか思っていませんでした。
しかし、先人たちは色々と考えられて神社の位置を決めていたようです。
神社の位置の話でおもしろいな~と思ったのは、
大昔にできた神社は津波で流されないところに建っている、らしいのです。
大昔ってどれくらいよ?といわれると、答えられないのですが
かなり昔、です。
一方、最近できた神社は津波で流されてしまうことが多いのだとか。
全てに当てはまるわけではないと思いますし、聞きかじった話なのですが。
これが偶然ではなかったとしたら、大昔の人は津波が来ない場所を把握していたということですよね。
どうやって知り得たのかは分かりませんが、そういう知恵があったのでしょう。
古代の人って、どうしてそんな昔にことができたの?っていうくらいすごいことをしていたりするんですよね。
ピラミッドとかもそうですよね。
どうやって建てたか、未だに謎だといわれています。
何か不思議な力を持っていたのではないか?という人もいます。
とにかく、ものすごい知恵を持っていたのでしょうね。
現代人が忘れてしまった、研ぎ澄まされた感覚を持っていたのかもしれません。
古代人、と聞くと私たちよりも劣っているんじゃないかと思いがちですが
むしろ現代人よりも進んでいたのかもしれませんね!
それで、春分の日にちなんだ神社の位置の話ですが
「レイライン」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
遺跡や聖地と呼ばれる場所があたかも意味ありげに直線状に並んでいる、というものです。
レイラインは世界中で見られ、イギリスのストーンヘンジなんかも様々なレイラインの線上にあるそうですよ。
もちろん日本にもレイラインがいくつかあります。
あります、といっても本当に意図されてライン上にあるかはだれもわからないのですが。
たまたま直線が引けるだけだろう、という人もいれば、明らかに意図がある、という人もいたりします。
でも、「意味があるのかな?おもしろいな~」と思った方がロマンがあるかな、って思います。
そして春分の日に注目なのは、このレイラインです(ちょっと見えづらいですが)⇩
千葉県の玉前神社を東端として、
寒川神社⇨富士山⇨七面山⇨竹生島⇨元伊勢⇨大山⇨出雲大社
と重要な神社や山がきれいに東西に並んでいるというのです!
玉前神社の一の鳥居は真東に向いているので、春分の日にはちょうど九十九里浜から出てきた朝日が一の鳥居を照らす光景が見られるとのことです。
興味のある方は、是非行ってみては?
それと、レイラインの東から2番目の寒川神社(神奈川県高座郡)では春分の日の日の入りになるとダイヤモンド富士が見られるということです。
皆さんそれを知っているらしく、この日の夕方の寒川神社は非常に混雑するそうです。
例えば春分の日は、朝は玉前神社で一の鳥居が照らされるのを見て、夕方は寒川神社でダイヤモンド富士を見るというのはおもしろいかもしれませんね。
ご利益があるのかはわかりませんが、思い出に残る春分の日となるかなと思います。
もしダイヤモンド富士を見に行くのであれば、サングラスや日食グラスを持っていってくださいね~
さて、意図があって神社の位置を建てているのだとしたら、設計者は天文学の知識を持っていたということですよね。
昔は高層ビルなどもなく、富士山が見えるわけですから、富士山を中心にして祭祀を行う場を決めていたのでしょうか?
私の頭と知識量ではまったく考えが及ばないのですが、なぜ神社は直線に並ぶのか?: 『レイライン』ガイドブック 失われた秘剣という本がかなりマニアックにレイラインを考察していておもしろかったです。
一体だれがレイラインを作ったのか?あの歴史上の有名な人物なのか!?
とちょっとドキドキしながら読みました。
昔の人って科学が発展していなくてインターネットもない時代に、どうしてそんな高度なことができるの?ということをやっていて、知れば知るほど驚きばかりです。
さて、今日の雑談は春分の日に特徴的なレイラインについてお話ししました。
これ以外にも様々なレイラインがあるのでまた追って紹介したいと思います。
少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。
今日もありがとうございました!
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