こんにちは。さんぽ屋のサトウです。
今日は、日本人のあったかい心を思い出すことのできる言葉をご紹介します。
うさぎ玉ほろほろという小説より。
江戸時代、麹町で和菓子屋を営む主人公、治兵衛の近所で火事がありました。
治兵衛の家は幸いにも無事でしたが、かなりの家が焼けたり人が亡くなりました。
そんな中、治兵衛は家族に対してこう言います。
「しばらくは商い抜きだ。お救い小屋なぞに、もっていこうや」
自分の儲けなどはひとまず置いておき、
困っている人の役に立つように、と
お菓子を作るのです。
災害などが起こった時、
ニュースで日本人の態度が褒められることってありますよね。
災難にあった時でも、物資を奪い合うことなく
礼儀正しく列に並ぶ。
騒ぎ立てることなく、静かに耐える、、、
私たちからすれば、そんなに驚くような光景ではなくても
世界から見たら、不思議で
素晴らしい行動に見えるのですね。
このように、私たち日本人は
自分たちでは気がつきにくいけれど
いいところがたくさんあるんですね。
縄文時代から争いを好まず、
周りの人と助け合う、あったかい心を持っている民族です。
だから、もっと自信もっていきましょう😊😊😊
ただ、だからといって日本人が優秀で
他の民族が劣っている、ということではありません。
世界中の人たち誰もが、あたたかい心を持っています。
アメリカに行ったとき、ものすごく親切なアメリカ人と何人も出会って
「むしろ日本人より親切で世話焼きで、大らかなんじゃないか?!」と思ったこともあります。
神道では、人間は神さまの分身というように考えるそうです。
本来、国籍に関係なく、だれもがみな神さまのように貴い。
ただ、ニュースなどで見る限りだと、
国内で分断が進み、お互いに罵り合ったり
けん制し合ったりして生きている人たちも
たくさんいそうです。
戦争をしている国も、あります。
そんな世界を幸せに変えていく力があるのは、日本人。
争いを好まず、「和を以て貴しとなす」。
そんな日本人の力が発揮される時が来ています!
私たち日本人がもっと日本人らしさを取り戻して、
より平和になっていく。
平和を日本から始める。
そうすれば、日本から幸せが世界に広がっていく。
バタフライエフェクト、という言葉があるように
一人が変われば、世界の裏側で変革が起こることにつながるかも、しれない。
日本人が変わっていけば、世界だって変わる!
平和はまず日本から。
日本人の思いやりの心、あたたかい心、誇りに思って生きましょう😊
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ちなみに、冒頭でご紹介した『うさぎ玉ほろほろ』は和菓子が食べたくなること間違いなし!
実際に存在する諸国のお菓子も登場し、和菓子に詳しくもなれます。
シリーズ物なので、まるまるの毬から読んでみられるといいですよ〜
シリーズ1弾:まるまるの毬
シリーズ2弾:亥子ころころ
シリーズ3弾:うさぎ玉ほろほろ
では、本日もごきげんようお過ごしください。
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